2017/10
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崖っぷちに立たされたとき
私の好きな歌で、
坂本真綾さんの「ヘミソフィア」という曲があります。

メロディーも気に入ってるのですが、何より歌詞が心に残る。



それでもいったいこの僕に何が出来るって言うんだ
窮屈な箱庭の現実を変えるために何が出来るの

人生の半分も僕はまだ生きてない
逆らって 抱き合って
無意識に刻まれていく経験のタトゥー

崖っぷちに立たされた時
苦難が僕の腕を掴み
自分自身の在りかが初めて見えたんだ
もっと広いフィールドへもっと深い大きな何処かへ
予測もつかない世界へ向かって行くだけ

(中略)

遠い昔 何処から来たの
遠い未来に何処へ行くの
知らないまま投げ出され 気づく前に時は終わるの
始まりの荒野を独り もう歩き続けてるらしい
僕は灰になるまで僕で在り続けたい

(中略)

僕は僕のことが知りたい




先日、私の母校の中学の教諭が逮捕されました。
彼を恩師と仰ぐ、わたし達生徒はただただ驚くばかりです。

生徒と心を通わすことのできる、すばらしい先生だった。
元気で一本気で、まさかあんなことをしてしまう方では決してなかった。

何が先生を変えてしまったのだろう。


先生のことは極端ですが、
人は、知らず知らずの内に堕落していくものなんですね。

考えることをやめ、あがくことをやめ、楽なほうへ、楽なほうへ。
それで、生きていける、通用してしまうから、堕落していることに気づかない。

思えば、私も高校の頃は某H大を目指し、
勉強、部活、バイトの三本拍子を心の中で繰り返しながら、
一瞬先の自分が、一瞬前の自分より少しでも輝いているよう、努力していました。

それがいつの間にか、考えることをやめ、勉強に手がつかなくなり、
当初の志を大きく下回る進路に進むことになりました。


どれだけいい素材を持っていても、
磨くことを忘れ、ほおって置くと、ただのポンコツになる。

私の隣人、K氏は優れた才能を持っていたにも関わらず、
結局やりたいことが見つからないまま青春時代を終え、
家業を継ぐ、という、何の努力も必要としない人生を選んだ。

生きていけることには変わりはないけど、
その人の人生に何の輝きも感じない。


逆に、30代中頃までヤクザの妻だった女性が、
死に物狂いの努力をして、弁護士になった話も聞きます。

そんな人は、やっぱり、かっこいいと思う。


人は何処から堕落して、どうしたら踏ん張って自分を磨く道に戻れるのか。

恩師の逮捕の事件を受けて、しみじみと考え、
自分を見つめ直していると、「ヘミソフィア」の歌詞が蘇ってきました。

こんな「僕」に、何ができる。
情けないこの現実を変えるにはどうしたらいい。
考えることをやめ、逃げ出した先、
「僕」は、それでは済まされない「崖」に出会う。
そこで苦しみながらも向き合わなければいけない「自分」の実態を見つめ、
がむしゃらにでも、もっと大きな世界に進まなければいけないと、決心をする。


遠い昔 何処から来たの
遠い未来に何処へ行くの
知らないまま投げ出され 気づく前に時は終わるの
始まりの荒野を独り もう歩き続けてるらしい
僕は灰になるまで僕で在り続けたい

情けない「今」の自分を造ってきた過去。
そしてそれに気づいた自分の「これから」。
考えないまま、考えるのをやめたまま、このまま何もない人生を歩み続けるのか
自己を否定したい衝動にかられ、自分から逃げ出したい。
それでも、逃げられない自分がいる、確かに「今の自分」も「僕」なんだと。

歌の最後は、『僕は僕のことが知りたい』で締めくくられます。
結局、結論を出すことなく、自分探しをするしかないと。
それでも、漠然とした自分の理想を追い求めるために、
あがいてやる、という意思を感じさせられます。


漠然と、自分から逃げ続けている私も、
6日からは大学生です。
もう逃げられない。
自分と向き合って、考えて、あがいて、
一瞬前より輝ける私になりたい。

考えさせられる1日でした。
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